Substance Designerで集中線のエフェクトを作った過程を記事にまとめてみました。
ランダム度の調整なども後から簡単にできるので、一つ作っておくと色々と使い回せそうです!
もくじ
作り方
とりあえず基本的な集中線を作るのはとても簡単です。

いわゆる「ガシッとした抜きのある線」が作りたかったので、今回はPolygon2ノードを使ってみました。
細くてシャープな線ならShapeノードのベル(Bell)・とげ(Thorn)を使ってもよさそうです。
Polygon2を四角形にして少しだけカーブをかけ、45度回転を設定します。
次にTransform 2Dノードで線のイメージに合わせて横に縮小します。
ちなみにこれは上下に向けて細くなっていますが、最終的には下半分だけテクスチャに入るようにします。
集中線にするのにはSplatter Circulerを使います。
ポイントがいくつかあります。
- パターンをImage Inputにする
- ベースパラメーターのタイリングモードを「絶対値」→「タイリングなし」にする
- Radiusの値を大きくしてテクスチャ内に線の下半分だけ入るようにする
あとは太さ・本数・ランダム度などを好みの値に調整すればOKです。

作例
Polygon2の段階でグラデーションの値を変更したり、パラメーターの違うものを作ってブレンドすると更に良い感じです。

線の配置や濃さ・長さで印象が変わるので、いろいろ試してみると楽しいです!

