SVGノードはベクターのデータを読み込み・生成するノードです!
ロゴや植物など、ノードの組み合わせでの再現が難しいものに使うのがオススメです。
もくじ
SVGノードとは
SVGノードはカラーの入力と出力が1つずつのノードです。入力はSVGのパスの背景として反映されます。入力なしの場合、背景部分は透明になります。

ノードをグラフ画面に配置すると「ファイルから取り込む」と「新規リソースから」の選択ができます。

Substance Designer上で図形を作成する
「新規リソースから」を選ぶと、2Dビュー画面で簡易的なベクター編集ができるようになります。が…
あまりオススメできるクオリティではないです…。
ペンタブを使ってペンツールで真剣に書いてこんな感じです。(僕は一応絵はそれなりに描ける方だと思うんですが…)

四角・丸・角丸・多角形ツール+ノード編集ツールでシンプルな図形を作るならマシかなと思います…。でも別ソフトで作って取り込むのが正直オススメです。
別ソフトで作ったSVGを取り込む
「ファイルから取り込む」を選ぶと外部で作ったSVGファイルを読み込むことができます。
今回はInkscapeで作ったロゴを取り込んでみます。試しにページをA4に設定したファイルで中心からずれた位置にロゴを置いてみたところ…


ページ全体の比率を正方形にするようにリサイズされるようですね。
単純な塗られたパスは読み込み可能ですが、フォントは読み込めないのでパスに変換する必要があります。またストロークは太さが1pxになってしまうので、こちらもパスに変換しておくのがオススメです。
また、複数のパスを別の色で塗ったもの・グラデーション塗り等はそのまま反映されます。
リソースのリンクとリソースの読み込み
外部ファイルを読み込む際、「リソースをリンク」と「リソースの読み込み」が選べます。

こちらについては別記事にまとめましたので、そちらをご覧ください。
作例
適当に花と花びらを作ってSplatter Colorノードで配置してみました。
こういうゆらぎのある形状を図形の組み合わせで作るのはかなり難しいので、上手に作業を切り分けて得意分野を生かせるといいのかなと思います。

Inkscapeには「ビットマップをトレース」という機能があり、写真に撮った花をベクター化することもできます。
組み合わせればより自然で複雑なパターンを作ることが出来るので、ぜひ試してみてください。